今日ある会社の新入社員入社式に伺わせていただきました。

初々しい新入社員の皆さんが、

この会に参加してこれから頑張ろうと決意をしたのではないでしょうか

ごあいさつの中で

「失敗が出来ること」についてお話がありました。

わたしも今までどれくらい失敗してきたかわかりません。

小さいものから大きいものまでいろいろありますが

一番覚えているのが

一番最初に働いた会社が電子回路の設計会社で

そこで設計されたものは試作品といって試しに作られ、

試作を重ねて量産され、製品になっていくものでした。

私は設計士さんが設計したものをきちんと回路がつながっているか

チェックをしてデータにして試作業者に出すという

一番最後の工程の一番大事な仕事

何回かチェックをしてから出すので

ほぼミスがなくやっていたのですが

たまたま量産直前の仕事で、回路のチェックの際に1か所ミスをしてしまい

そのまま製造ラインに入ってしまったことがありました。

何万個と出来てしまったものの修正に何人もの方が行ってくださり

なんとか危機を乗り切ることができました。

私はどんなに怒られるのかと覚悟していましたが、

社長から穏やかに

「ミスをしてしまったことは仕方がない

次回はこれを教訓にしっかり仕事をするように」

とだけ言われ、本当に皆さんに申し訳なかったとお詫びをしたことがありました。

次からは絶対にミスをしないようにと何度もチェックをして

データを送るようにしました。

自分のしてしまったミスでどれくらいの人に迷惑をかけてしまったのだろうと

落ち込んだと同時に同僚の皆さんへの感謝でいっぱいでした。

やってしまったことは仕方がない

でも間違ったことをしたと分かった時点で謙虚に謝り

失敗を教訓にしていくことの大切さを学んだ経験でした。

1回の失敗が許されるものとそうでないものがあるかもしれませんが

新入社員の皆さんには

「失敗を恐れず頑張って欲しい。でも失敗したときには

謙虚に謝罪し、助けてくださった方には心から感謝して」

とお伝えしたいです。