昨年は選挙の年

4月の長野県議会議員選挙から始まり

7月の参議院議員選挙

そして9月の私たちの長野市議会議員選挙

12年に一度の3つの選挙が重なった年

活動が制限されるなど

大変難しい選挙でした。

毎回毎回その時の風が吹き

いろいろなことが起きます。

次のその時を見据えて

しっかりと準備をしていかなければと

改めて感じました。

本年も皆様のご指導宜しくお願いいたします。

そして

10月の台風19号による大災害

発災直後から地元を初めとして

大きな被害を受けた地域を回らせていただき

今何が必要なのか

自分にできることは何なのかを

考えてきました。

発災当日の早朝から浅川地区を中心に見回りをし、

災害対応をさせていただきました。

また、

災害が発災した当日に

長野市災害ボランティア委員会が立ち上がり

メンバーとして会議に参加し、

様々な情報を収集した結果、

10月15日から北部レクリエーションパークの

避難所支援担当に決まり活動を始めました。

12月3日の避難所閉鎖までの48日間

朝を中心に毎日通い様々なお声や状況に対して

対応をさせていただきました。

まず対応したのが

生活の場として環境整備です。

また、

自宅の片づけなどに伴って子どもたちの託児を

NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクトを中心とした

皆さんと開始しました。

当初乳幼児の託児ということだったのですが

被災した小学校がまだ授業が再開できず

子どもたちの居場所がないとのことで

乳幼児から小学生までの託児を

北部レクリエーションパークの避難所の中で行い、

一番ピーク時は1日81人、

11月30日までに延べ1500人程の子どもたちを

見させていただきました。

何とか早急の授業再開を要望し、

2週間後の10月28日から再開したことに伴い

託児は週末のみとし、

夕方からの学習室開設に切り替え対応しました。

避難所終了後も

古里児童センターなどで子どもたちの支援を継続して行っています。

避難所での食事は

野菜やたんぱく質が不足しがちで

便秘になる方が多くいらっしゃいました。

また、

高血圧、糖尿病などの薬を服用している方が多く、

症状の悪化が懸念されること、

気持ちの不安な様子が伺えたことから

医療関係の皆さんに相談をして対応して頂きました。

また、

避難所では感染症の流行が一番怖いので

外部から通ってくる子どもたちも含め

無料でインフルエンザワクチン接種をしていただきました。

長野市医師会をはじめとして様々な方に

「今こんなことが必要です」と伝えると

すぐに対応していただけたことに心より感謝いたします。

この他にも農家の方からは、

浸水したリンゴの処理や災害ごみの片づけ、

自宅避難者の方々の支援や

被災された企業の復旧、

被災した地域公民館への補助率の増額要望、

災害ボランティアの皆さんに感謝を込めて

市の入浴施設の無料化などの対応をさせていただきました。

まだまだ復旧復興は道半ばです。

これからも被災された方々が

一日も早く穏やかな日常を取り戻されるように

精一杯の支援を続けていきますので

これからもご指導ご協力をよろしくお願いいたします。

新年になり

みんなが笑顔で過ごせるように

今年もしっかりと仕事をしていきます。