3月11日が近づくと東日本大震災発災時の映像や被災された皆さんの声に

様々なところで触れることが出来ます。

私も発災から1ヶ月後から関わらせていただく中で

何気ない日常の尊さ

様々な人たちとのつながりの大切さ

日頃からの災害対応の準備と訓練

普段からやっていないことはいざというときには出来ない などなど

多くの学びをいただきました。

現在も長野市災害ボランティア委員会で長野も甚大な被害を受けた令和元年東日本台風災害や

全国各地で起きている災害の被災された方の支援や教訓を学び続けています。

現在長野市の相生座ロキシーで23日まで

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち

が上映されています。

この映画には長野市災害ボランティア委員会も共催しています。

「あの日何があったのか」

「事実と理由が知りたい」

と言う思いで起こされた裁判

寺田監督のさまざまな配慮がされたドキュメンタリー映画

ぜひ皆さんに観ていただきたいと思います。

決して学校や行政に対する批判で終始しているものではありません。

このことから

平時からの準備と訓練の大切さ

いざという時の判断 など

どの学校でも一番大事であろうことを学びました。

寺田監督の

「子どもたちが学校で命を落とすことがあってはいけない

 先生と共に話し合って命を守れる学校になって欲しい」

と言う言葉が心に残りました。

なぜタイトルを「生きる」にしたのかの問いに

監督は、

「亡くなった子どもたちの命と生きること」

と話されていました。

震災を忘れないことは

自分たちの命を守ることにつながっている

と私はそう思っています。