毎日寒暖の差が激しいですね。

体がついて行かず今日はなんだかとても寒い日に感じます。

暖かくなってもらいたい反面

また暑い夏が来ると思うとぞっとしますが・・・。

さて、4年ぶりに常任委員会で視察をしました

私は昨年に引き続き福祉環境委員会なので

今回は環境とこども支援、子育て支援について先進市を視察させて頂きました。

3回に分けて報告します。

先ずは 日野市

5月15日 東京都日野市クリーンセンターにて

テーマ「プラスチック類ゴミの一括回収について」

日野市は、人口約18万7千人、市域は27.55㎢で東京都のほぼ中央部に位置している。

ゴミは各戸回収を行っており、プラ製容器包装と製品プラを令和2年1月から回収している。

この効果として不燃ゴミが殆ど出なくなった。

一括回収のきっかけは、可燃ゴミ施設の新設時他自治体と共同で作ることになったが、

他自治体との連携でゴミ量が増えては困ると市民から反対運動があり、

旧施設は地元対応のためにプラスチック類ゴミの再資源化施設を作った。

施設を作った当初は製品プラは売れたため、破砕機も導入して業者に販売していたが、

最近はお金を払って引き取ってもらっている。

日野市は、ゴミの排出量全国2位の少なさ。

多摩地区はゴミの減量に対して意識が高い。

それは最終処分場がないことが原因と考えられる。

ゴミを減らす工夫として、

①Refuse(リフューズ)断る、

②Reduce(リデュース)減量、

③Reuse(リユース)何度も使う、

④Return(リターン)返す、

⑤Recycle(リサイクル)再生利用

の5R運動を積極的に推進している。

特にレジゴミ袋を作り、買い物袋を忘れてもその袋を購入して

そのレジ袋をゴミ袋として使うお返し大作戦を推進したり、

ジモティースポットとして地元にリユース品を回収するスポットを

作ってリサイクルを推進したりしている。

どこの市でもゴミの減量化に苦労されていることがわかった。

とはいえ、プラスチック容器、製品の手分別作業の所では、

多くのスタッフを配置することにより、より細かい分別をしたり、

各家庭の前にゴミを出すということで精神的にゴミを減らす意識

の醸成をされていたりと、様々にお金をかけながらもゴミの最終処分場

がないという事もあり、なんとかゴミを減らしたいという思いが

市民に伝わっていると感じた。

長野市も5Rの取組などを参考に特にプラスチックゴミの減量に向け

努力していく必要があると感じた。