5月17日尼崎市あまがさき・ひと咲きプラザに行かせて頂きました。

テーマ「ヤングケアラー支援事業及び

子どもの育ち支援センター(いくしあ)の総合的な支援体制について」

尼崎市は、人口45.8万人50.71㎢。

生活保護率4.03%、虐待相談件数R4年度3604件、

不登校児童生徒出現率R4年度小学校2.54%、中学校8.62%、

ヤングケアラー存在割合R3年度7.3%

<ヤングケアラー支援事業>

2つあり、

1,ヤングケアラーピアサポート事業

(ヤングケアラー同士が自らの悩みや不安を共有し、

語り合う機会や悩み相談が出来る居場所を提供する)

を民間に委託してイベントを月1回以上開催している。

市としては、イベントの参加した参加者らから高評価を得ていたり、

一定の相談実績もあることから当事業は機能していると評価している。

今後も引き続き学校関係機関との共有や連携をより一層進めると共に

ヤングケアラーと関わっている人たちへの周知啓発を行っていく予定

2,ヤングケアラー等世帯訪問支援事業

(家事、育児に困っている世帯に対し、専門の訪問支援員を派遣し、必要な支援を行う

支援内容は、食事の準備や片付け、住居の清掃、衣類の洗、買い物など)

申請世帯は16世帯で1世帯40時間以内。何をもって自立とするかが難しい。

利用を進めたい家庭は多くあるが、困り感がない家庭が多く、

当事者の気持ちや思いに寄り添いながらむやみに介入せず、

劣等感を与えないように見守っている。

<子どもの育ち支援センター「いくしあ」(育舎)>

子どもの育ち支援センター「いくしあ」(育舎)、北部、南部保健福祉センターで

家庭児童相談を受けており、ヤングケアラーに限らず、

児童ケースワーカーの関わりが必要な世帯があれば、

関係各課から児童ケースワーカーに連絡してもらい

お互いに協力し合いながら支援にあたっている。(こども相談支援課)

相談対象者は、「学校に行くのが辛い」「将来のことが心配」等の不安を抱える、

引きこもり状態にある、もしくは引きこもりになる可能性のあるご本人とその家族

(中学3年生から概ね29歳まで)アウトリーチ支援や

オーダーメイド支援を行い家族交流会、当事者活動の提供なども行っている。

尼崎市は、長野市の生活保護率(8.8‰)の約4.5倍、

不登校の数もかなり多い社会背景があり、

なんとかしなくてはという切実さが伝わってきた。

将来世代への支援の厚さに力を入れている事は素晴らしいと感じた。

反面利用されている方が限定的なところが課題に感じた。

令和8年の市独自の児童相談所開設に向けて準備が進められており、

今まで認知していなかったが、支援が必要な家庭が見えてくることを願っているとのこと。

関西圏では今後、児童相談所を基礎自治体の市で持つことが促進されていくようで

より迅速に支援が出来る体制を構築する動きがあるのはすごいと感じるが、

反面それだけ厳しい現状があると言うことかとも思った。

長野市として今後どのようなヤングケアラー支援、若者支援が出来るか

今回視察で学んだことを参考に検討していきたい。